チッチリーノのランニング、ときどき山登り

ランニングと山登りの記録です。

未分類

舞い散る花びらをまとって

投稿日:

挑戦した後の失敗より、何もしないことを恐れろ。

って誰が言ってたんだろう?

メモ帳に残されていた言葉。

キモイと思われたくないとか、自分可愛さのプライドとかそんな糞の役にも立たないものはさっさと窓から放り投げて、好きな人に会いに行くべきだ。

これを見て、そうだよ!と思った。

こんな独り相撲してる場合じゃない。

マウンドに上がって、全力投球して、なんでもいいから結果を出さなくては後悔する。

そう自分を奮い立たせて、勇気を振り絞って、会いに行くことにした。

とはいえ、そうすることには決めたけど、あの人に会いに行くと思うだけで緊張して脈が早くなるのが分かる。

自分、こんなだったっけ?

おいおい、中学生かよ?いい歳してさ

みたいなことが頭の中をぐるぐるする。

さっき放り投げたプライドが、窓の外から私をチラチラと見ている。

落ち着いて息を整えるために、別な用事を済ませてから向かうことにした。

その用事もたかだか30分ほどで済んでしまったので、車の中でお気に入りの曲をかけてテンションを上げる。

じゃないと居ても立ってもいられない。

もはやどこに行くのか分からないような状態になっていた。

で、肝心のあの人はいるかなぁと見渡せど、見えない。

背が高いから、居たら多分すぐ分かる。

今日はお休みかな。

いないならまた明日来ようかな。

多分、周りから見たら挙動不審な人だったに違いない。

精一杯普段通りにしていたつもりだけど。

とりあえず居なかった時のために準備してきた用事だけ済ませて帰ろうかなと思って、角を曲がった瞬間。

あーいたー

床で作業してたので見えなかったのだ。

作業してるから声掛けたら邪魔かな。

いやいや、はなから話すつもりで来たんだから、手に汗を握りながら声を掛けた。

「こんにちは」

顔を上げたあの人は、私が誰か気づいてニコニコしてくれた。

思わず私も笑みがこぼれる。

やはり話し好きなのか、色々なことを話してくれた。

聞いているだけで嬉しくなってくる。

私の周りには、お花畑でもあって、たくさんの花びらが乱舞してるんじゃないかってくらい。

私が犬で、尻尾がついてなくて良かったと心から思う。

そんなことになったらずーっと尻尾を振っているだろうから。

とは言っても、話している間中、笑顔だったから、尻尾はあっても無くても似たようなものだったと思う。

次はどうやってかこつけて会いに行こうか。

ちゃんと連絡先も聞きたい。

では、この先はそのうち

-未分類

Copyright© チッチリーノのランニング、ときどき山登り , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.